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雨漏りは放置厳禁!阿蘇市でのご相談内容をもとに、時間の経過ごとの劣化を解説
「少しだけ雨染みがあるけど、まあ大丈夫かな…」そんなふうに思ってしまいがちな雨漏り。ですが、実はちょっとの雨水でも家の内部には確実にダメージが広がっていきます。
特に阿蘇市は日本でも有数の多雨地域です。気づかないうちに被害が進んでしまうケースも少なくありません。
今回は、雨漏りを放置すると時間の経過とともに家の内部でどんな劣化が起こるのか、佐藤板金工業の経験をもとに、時系列でご紹介します。
放置1か月以内:シミやカビがじわじわ…
危険レベル ★☆☆☆☆(軽度)
雨漏りが始まってすぐの頃は、天井や壁にうっすらとシミが出る程度のことが多いです。
ただし、見えている部分はほんの一部。断熱材や下地材にはすでに湿気が回っている可能性もあります。
この段階でみられるのが、
・雨のあと一部分だけなんだかしっとりしている
・天井や壁紙にシミができる
・カビっぽいニオイがする
この頃に気がついて対処できれば、部分的な補修で済むことが多いです!
放置3か月~半年:下地や木部が傷み始める
危険レベル ★★★☆☆(中程度)
何も対処せず何か月か経つと…屋根の下にある「野地板」や天井裏の木材が、湿気によって傷んできます。
目に見えるシミも大きく広がり始め、天井がたわんできたり、クロスが剥がれてきたりすることも…!
この頃になると、
・下地の木が腐り始める
・カビが広がって健康にも影響が出る
・屋根や天井の一部交換が必要になる
腐った木部やたわんでしまった天井は交換となり、
修理は「雨漏り箇所+下地の補修」と、少し規模が大きくなってしまいます。
放置1年~:構造部分までダメージが進行!
危険レベル ★★★★☆(重度)
1年以上放置してしまうと、雨水は梁や柱などの家の構造部分にまで浸透します。
この状態になると、見た目以上に中が傷んでいることが多く、大規模な修繕が必要に…
さらに怖いのが、湿った木材を好むシロアリや腐朽菌の発生。
シロアリは木材の内側から食い荒らし、腐朽菌は木材に住み着いて成長する菌で、木材の成分を分解して腐らせます。
構造材の強度が落ち、家そのものの寿命を縮めてしまうのです。
修理費用も数十万~と、大きな負担になってしまうケースが少なくありません。
放置数年:大規模リフォームや建て替えになることも
危険レベル ★★★★★(MAX)
長い間雨漏りを放置すると、家全体に雨水がまわってしまい、屋根・壁・天井・構造体すべての交換が必要になるケースもあります。
ここまで来ると部分補修では対応できず、リフォームや建て替えの検討が必要になることも…。
しかも、長期間放置した雨漏りは保険の対象外になることも多く、自己負担での修繕になる可能性が高いです。
早めの点検・修理が大切です
雨漏りは、「気づいたときが一番のチャンス」です!
放っておくほど見えない場所のダメージは広がり、修理の範囲も費用も大きくなっていきます。
阿蘇市で雨漏りにお困りの方は、地域密着で対応している佐藤板金工業にご相談ください。
✅現地調査・お見積りは無料
今回のお話の内容のように、雨漏り修理はケースごとに異なります。「雨漏り修理はいくら?」に即答できたらよいのですが難しいのが現状です。現地調査・お見積りは無料で行っておりますので、少しでも不安を感じたらお気軽にご連絡ください。
ご予算に応じて最適な雨漏り修理プランをご提案します。
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